大林わるのりさんからのコメント
人権真理教のキャンセルカルチャーはクリエイターの敵である!
https://www.gosen-dojo.com/blog/41890/
>リベラルの過剰はキャンセルカルチャーを生み、人権侵害者は集団ヒステリーによって、社会的に抹消・キャンセルされる。
小林よしのりがブログで書いたこの文章を、私は以下のように書き換えてみました。
「右翼の過剰は言論弾圧を生み、サヨクと決めつけられた者は集団ヒステリーによって、社会的に抹消・キャンセルされる」
我が国では、右翼勢力による圧力によって創作物がキャンセルされた事件だってあるのですよ。『国が燃える』事件がそうです。
2004年9月、本宮ひろ志の連載漫画『国が燃える』では、『週刊ヤングジャンプ』の42号と43号で南京事件を扱ったエピソードが描かれました。しかし、作品の内容に問題があるとして右派団体や右派地方議員、右派知識人たちから抗議の声が一斉に起こりました。
『国が燃える』の「不買運動を検討する会」を作った西村修平は維新政党新風の関係者であり、威力業務妨害の判決を受けて当時は執行猶予中の人間でした。2004年10月には、右翼団体の街宣車が集英社に押し寄せて抗議活動を行っています。
チャンネル桜や「百人斬り訴訟を支援する会」も、『国が燃える』で描かれた内容を一斉に批判しました。また、2ちゃんねるでもネトウヨたちの書き込みによって、『国が燃える』の内容はネット上で炎上しました。
集英社が右派勢力の圧力に屈した影響で、『週刊ヤングジャンプ』での『国が燃える』の連載は一時休載となり、南京事件が描かれたエピソードは単行本では未収録となりました。
>キャンセルカルチャーは巨大な権力や権威を持つと錯覚された存在に向かっていく。
まさしく、『国が燃える』事件の流れに当てはまっています。右翼系の巨大な権力や権威が、圧力をかけて創作物をキャンセルしたという事件でした。
本宮ひろ志の『国が燃える』が右翼の圧力でキャンセルされた事件について、当時の小林よしのりはどう反応したのでしょうか。
小林は、『SAPIO』で連載していた新ゴー宣の欄外でも、『わしズム』の巻頭コラム「天籟」でも、原作者の本宮に非があったかのような書き方をしていました。当時の小林は、右翼勢力が圧力をかけて本宮ひろ志を言論弾圧したことを支持していたのです。
小林のブログ記事のタイトル名を借りるならば、「歴史修正主義の右翼キャンセルカルチャーはクリエイターの敵である!」と断言してもいいでしょう。
歴史修正主義の右翼キャンセルカルチャーの標的にされたのが、本宮ひろ志の『国が燃える』や中沢啓治の『はだしのゲン』でした。
「つくる会」の運動や『戦争論』ベストセラー化で日本の世論が右傾化したことで、歴史修正主義の右翼キャンセルカルチャーがこの国で力を持つようになってしまいました。
歴史修正主義の右翼キャンセルカルチャーの流れを生み出した小林よしのりの罪は本当に重いです。
2025年08月10日 14:10
https://washiblogact3.seesaa.net/article/500564733.html
今改めて考えてみると、尖閣諸島問題について小林よしのりが主張していた言説もおかしかったなと思います。
そもそも日中共同声明や日中平和友好条約では、尖閣諸島の日中の領有権の問題は棚上げされていました。以後も日中両国の間では、尖閣諸島の領土問題は棚上げされた形で現状維持が続いてきました。
2010年の尖閣紛争の際に前原誠司外相は、尖閣の領土問題について「中国側と合意した事実はない」と発言しました。前原外相による発言は、過去の日中共同声明や日中平和友好条約で合意した内容を無視するものであり、領土問題の火種を生み出しかねない失言でした。
2012年に石原慎太郎・東京都知事は、ヘリテージ財団での講演で尖閣諸島の東京都による購入を表明しました。
石原が講演をしたヘリテージ財団は、アメリカにあるネオコン系シンクタンクであり、軍需産業がスポンサーとなっています。軍産複合体の手先となってミサイル配備などの軍備増強を煽ることから、ヘリテージ財団には「ミサイル財団」の異名があります。
「日本はアメリカにNOと言える国になるべき」と言っていたことがある石原は、アメリカのネオコン系のシンクタンクの機嫌取りのために日中対立を煽る発言をしました。
小林よしのりは、当初は石原知事の尖閣買取り発言を支持していました。しかし、東京都が尖閣の購入に向けた寄付金集めを行うようになってからは、小林は石原に失望していきます。尖閣諸島は都有化ではなく国有化すべきだ、と小林は強硬な意見を唱えました。
石原による尖閣購入発言の影響を受け、なし崩し的に日本政府による尖閣諸島の国有化の流れが作られました。小林の望み通り、当時の野田政権のもとで尖閣諸島の国有化が行われました。
日本政府が尖閣諸島の国有化を行ったことは、日中共同声明や日中平和友好条約の成立の際に中国と了解した棚上げ合意を破るものでした。中国政府が反発したのは当然ですし、中国でも反日デモが各地で起こりました。
日本が尖閣諸島を国有化したことにより領土問題が永続化してしまい、日中関係に楔が打ち込まれることとなりました。前原誠司・石原慎太郎・野田佳彦がやったことは、棚上げされて無風となっていた尖閣領有問題を国際的な問題へと発展させてしまった愚行でした。
尖閣諸島を日本政府が国有化したせいで領土問題が永続化して解決できなくなるくらいなら、日中による領有化の問題は棚上げされたままの方がむしろ良かったのです。反中国に固執した強硬な言説を唱え、尖閣諸島の国有化を訴えていた小林よしのりの主張は間違っていました。
2025年08月10日 15:26
https://washiblogact3.seesaa.net/article/487427223.html
大マスコミによる反戦平和イデオロギーの再洗脳で、日本が大漂流を始める
https://www.gosen-dojo.com/blog/56595/
>さやが「核兵器は安上がり」と言ったからだ。決して間違ってはいない。
小林よしのりやさやが言う「核兵器は安上がり」は間違っています。
日本の核武装表明に対して、中国が国連の旧敵国条項を持ち出して外交的・軍事的にけん制して来る可能性があります。また、日本の核武装を理由に、中国が本格的な形で経済制裁をしてきたら日本経済は致命的な打撃を受けるでしょう。
或いは、日本がアメリカと核共有をしても、核ミサイルのボタンを持つのは宗主国であるアメリカの側です。アメリカと核共有をしても日本は属国のままですし、それどころか自爆装置を持たされるようなものです。
>自民党から極右勢力がトリクルダウンして、多党化し、リベラルが瀕死状態だ。
参政党のような極右政党が躍進する一方で、杉田水脈のような自民党右派の人たちが大量に落選しました。これまで自民党右派を支援していた宗教右翼が、2025年参院選では極右政党への支援に切り替えた可能性があるでしょう。
>テレビ新聞などの大マスコミが反戦平和イデオロギーを全力で押し付け、
近代の日本が行ったあの間違った戦争について、メディアが特集を組むことは必要です。小林の『戦争論』シリーズのように歴史から教訓を学ばず、「日本の戦争は全て正しかった」と居直るのは愚か者の歴史観です。
>これに石破茂が自虐談話を出せば、いよいよ自民党が比較第一党の座も失い、不安定化する世界の潮流の中で、日本は大漂流を始めてしまう。
「大東亜戦争肯定論に基づく戦後80年談話を出さなかったら、自民党は支持を失い、日本は世界で漂流するぞ!」
というのが小林の主張です。
不安をいたずらに煽っている上に、強硬な言説を唱えているだけです。小林は狼少年です。
>参政党が集団で靖国参拝するので、マスコミの大騒ぎが頂点に達し、死者の1人くらい出るかもしれない。
小林がブログで書いているギャグ演出は全く面白くなくて不謹慎であり、ただの露悪趣味でしかありません。
>戦争(という手段)の反対は対話(という手段)である。平和(という状態)の反対は混沌(という状態)だ。
19世紀から20世紀初頭の帝国主義の時代では、「戦争は外交の延長であり、悪ではない」という戦争観が世界的に主流でした。しかし、時代はさらに進みました。総力戦によって多大な犠牲が発生した上に、核兵器という人類滅亡をもたらしかねない武器が生まれました。
こういった経緯があるから、「戦争は悪」の認識のもとで、世界平和を実現するための様々な国際的な努力が行われてきました。「戦争は外交の延長であり、悪ではない」という小林の主張は、帝国主義の時代の戦争観からアップデートできていません。
また、「平和」とは戦争がない状態というのが一般人の認識ですが、小林が考える「平和」の意味は単なる秩序の維持のことです。小林理論に従うならば、恐怖政治で秩序が保たれている北朝鮮は「平和」が守られている立派な国ということになります。
小林がブログで書いている理屈は、何から何までおかしいとしか言いようがありません。
2025年08月10日 17:13
https://washiblogact3.seesaa.net/article/517573142.html
小林よしのりの『戦争論』のように日本が戦争中に中国でやったことを正当化できないのは、旧日本軍が大陸でやった阿片密売という汚点を見ても明らかです。
昭和前期のころの旧日本軍は、中国大陸で阿片の密売を行っていました。満州国の財政も関東軍の活動資金も、中国大陸での阿片の密売によって支えられていました。
日本陸軍の国策会社であった昭和通商は、海外で生産された阿片を中国大陸に持ち込んで密売していました。昭和通商と連携して里見機関を設立し、中国大陸での阿片販売を仕切っていたのが「阿片王」と呼ばれた里見甫です。
里見甫の生涯は、佐野眞一『阿片王 満州の夜と霧』(新潮社、後に文庫化)で詳しく書かれています。
戦後の日本でフィクサーとして君臨した右翼の児玉誉士夫も、昭和前期のころは児玉機関を通じて中国大陸での阿片密売に関わっていました。
革新官僚として満州国の経済政策を仕切っていた岸信介は、満州をはじめとした中国大陸での阿片密売によって巨額の利益を得ました。岸が阿片密売によって作った資金は東條英機に流れ、東條が首相になるための工作に使われました。
ちなみに東條英機は、満州から国中枢での大陸の阿片密売を統制していた人物でもあります。東條英機と阿片の資金の関係は、太田尚樹『東条英機 阿片の闇 満州の夢』(角川学芸出版、2009年)で詳しく書かれています。
小林よしのりの『戦争論』や『いわゆるA級戦犯』では東條英機が美化されていますが、東條と阿片密売の資金の関係については触れられていません。
旧日本軍が満州をはじめとした中国大陸で阿片を密売していたことは、日本史に残る汚点です。旧日本軍が中国大陸でやったことを正当化する小林よしのりは、歴史の真実から目をそむけている卑怯者です。
2025年08月11日 14:32
https://washiblogact3.seesaa.net/article/501700558.html
小林よしのりがプロレスファンであるというのは、もはや有名な事実です。小林がプロレスファンであるということに対しては、今となっては私は次のように解釈してしまいます。
嘘やヤラセを見抜けない騙されやすい人間である、仕組まれたブームや熱狂に溺れやすい大衆そのものである、弱さや劣等感の裏返しから強さやマッチョイズムに憧れている、というのが小林に対する私の解釈です。
ミスター高橋が告発本『流血の魔術 最強の演技』(講談社プラスアルファ文庫)で明らかにしたように、プロレスは真剣勝負ではなく台本ありきのヤラセ劇であることはもはや常識です。
しかし小林は、プロレスはヤラセ劇であるという当たり前の事実さえも受け入れようとしません。どうやら小林は、プロレスをヤラセと薄々自覚してエンタメとして楽しんでいるというよりは、真剣勝負と本気で思い込んでいるようです。
プロレスを真剣勝負と本気で信じている小林は、サンタクロースの存在を信じている幼児や、川口浩探検隊をヤラセと見抜けない小学生とそっくりです。
サンタクロースの存在を本気で信じている幼児は、表向きで唱えられている綺麗事を真面目に信じていて、自分に都合の悪い現実が見えていません。それはまさに、現実主義者として生きる大人とは正反対です。
小林が精神的に大人になりきれていないことは、彼がプロレスを真剣勝負と本気で信じているという事実からも明らかです。
また、戦後の日本でプロレスがどういう形で導入されて広まったかを知ってしまうと、小林は騙され続けてきた愚か者であったという事実がますます証明されてしまいます。
戦後の日本でのプロレス文化は街頭テレビを通じて広まりました。有馬哲夫『日本テレビとCIA』(宝島SUGOI文庫)でも書かれているように、プロレス導入の父であり、テレビ網の導入の父である正力松太郎は、「ポダム」というコードネームを持つCIAエージェントでもありました。
正力がCIAのエージェントであったことは、アメリカの公文書で明らかとなっています。
アメリカのスパイが大衆のガス抜きのためにテレビを使って日本に広めたプロレス文化に、小林はまんまと騙されてしまいました。プロレスファンを公言する小林は、国粋主義者を気取りながらアメリカニズムに騙されている愚か者でもあります。
そういえば、右傾化してからの小林は右派陣営の言説の絵解き漫画を描いていましたが、小林が属していた右派陣営の実態は、アメリカの属国としての戦後体制を支えるための役割を果たしていました。小林が組織票として頼っていた宗教右翼も、反共のためにアメリカの手先であり続けてきたのが現実でした。
反米の国粋主義者を気取りながら、実際はアメリカの手先として利用されていたのが右派時代の小林です。アメリカのスパイが広めた、アメリカニズムの典型というべき、嘘だらけのプロレス文化に騙されている小林の姿と重なって見えます。
小林がプロレスファンであるということは、彼が一生を通じて騙され続けた愚か者であったことの証明でもあったのです。
2025年08月12日 16:20