脱イボナメクジ宣言

小林よしのり読者であった黒歴史を告白する会

過去に売れたのは時代のおかげ、今売れないのは実力

ナナメウォッチャーさんからのコメント

小林よしのり、終了(何度目か)
イボの今日のブログがいつもながら凄いクオリティです。
https://www.gosen-dojo.com/blog/23605/

毎度のことですが、リンクを貼らずに誰かの発言を批判するイボりんは相手の発言を捻じ曲げているというのは、もはや常識ですね。

それにしても、今回のは完璧です。捻じ曲げているどころか、完全なる捏造です。

尊師が引用を装って書いている以下の2点。

曰く「憲法を変えようとする人 怪しいと思え」
曰く「『立憲主義に基づいた政治を』との主張は大切だが、それどころじゃない」

前者は字数の関係で見出しで省かれていますが、山本太郎の発言は、「現行憲法を守らずに変えようとする人間たちは信用するな、怪しいと思え、ということ」です。

山本太郎は「安倍政権の目指す改憲には反対」と言っているのであり、一字一句変えるなとは言っていません。

後者については…念のため山本太郎のインタビュー記事を10往復以上読みましたが、どこにも書かれていません。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019092202000127.html
(ちなみに紙面も全く同じ文面ですよ)

よしりん、教えてください。

山本太郎が「立憲主義どころではない」と述べているのは記事の何行目ですか?
今日掲載された記事以外の場所ですか?

よしりんが守りたい「言論の自由」とは、相手の発言を捏造する自由のことですか?

泉美木蘭師範も時浦師範代も、東京新聞を購読していますよね?
お2人は、小林よしのりが解釈の違いとかいうレベルの言い訳が全く通用しない「相手が言っていないことを捏造する」という行為に及んでいることに気づいているはずですが、一言の指摘もしないのですか?

3人とも人として終わっていますねえ。親友でも愛し合う相手でも尊敬する人でも、間違ったことを言っていたら指摘するのが本当の友情や愛情や敬意というものではないのですか?
公論って何ですか?身を修めるって何ですか?
怒らせたくない相手の間違いに目を瞑ることですか?
それ処世術っていいませんか?

恥を知れ!としか言えませんねえw

2019/09/2222:51

http://washiblotomo.blog.fc2.com/blog-entry-512.html?sp&m2=res

※指摘

ナナメウォッチャーさんのコメントに間違いがあったので指摘する。

「『立憲主義に基づいた政治を』との主張は大切だが、それどころじゃない」と山本太郎はインタビューの中ではっきり言っている。

ナナメウォッチャーさんがリンクを貼られたのは東京新聞の一面に載った部分だけであり、二面にインタビュー記事の続きがあった。

そこで確かに山本太郎はその発言をしているが、しかし前後の流れを省いて発言の一部を切り取り、立憲主義をないがしろにしているかのように印象付けているイボナメクジの行為は決して許されるものではない。

山本太郎のインタビューの件に関してはイボナメクジは無い発言を捏造したのではなく、山本太郎の発言の一部を切り抜いて、山本は信用ならない奴であるとの印象を自分の読者に植え付けたのである。

これは山本太郎を評価するしない以前の問題である。

ナナメウォッチャーさんの謝罪

一部を切り取り印象操作をしたイボ師範に謝罪します。
鷲ヲさん、間違いのご指摘ありがとうございます。

謝ったら死んじゃう病ではないワタクシは、自らの間違いを認めて謝罪したいと思いまーす。
尊師の行為は「完全なる捏造」ではなく、「文脈を無視した切り取り」であり「悪質な印象操作」でした。大変失礼いたしました。

尊師の道の踏み外し方は五十歩程度であるにもかかわらず、百歩だ!と騒いでしまったようです。
お詫びして訂正いたします。
尊師の行為は「悪質な印象操作」です。

山本太郎が指摘しているのは、立憲民主党などが「立憲主義な基づいた政治を」と主張しながら、消費増税による経済への打撃や国民生活のさらなる困窮化が目に見えているにも関わらず、共産党を含め野党が安倍政権打倒に向けて協力することに消極的である点ですね。

党派にこだわって協力が不十分なままならば政権を利することになる、それよりも何よりも、「日々の生活に困窮する人が多数いるのをなんとかするための協力「しよう」と言っていますよね。

「ルールを破っているヤツが変えようと言い出しても信用するな」は正しいではないですか。
何故、「終了」になるのでしょうか。

尊師、もしかして最近(いや、以前からかw)文脈というものが読み取れなくなりましたか?
改憲=味方/ 護憲=敵 という二分論でしか政治家や言論人の評価が出来なくなっていませんか?(これも前からかw)

リンクを貼らないで相手の発言を歪めるのを「いつもの手口」と思っていましたが、もしかして、ただバカだから読み取れないだけですか?2019/09/2312:29

http://washiblotomo.blog.fc2.com/blog-entry-515.html?sp&m2=res

 

ナナメウォッチャーさんからのコメント

過去に売れたのは時代のおかげ、今売れないのは実力。
「(国連で少女が)ヒステリックに大人を詰っているのを見て、うへ~~~~、可愛くないなぁと嫌な気持ちになったが」

つまり、子供は子供らしく、大人を不愉快にさせないように発言しろということですね。
それ、トーンポリシングじゃないですか!

「少女に言わせたら大人の良心がうずいて、世界が劇的に変わるのか?そんなアホな大人ばかりだったら人類は滅ぶぞ。」

つまり、少女がどんなに必死に訴えようと大人の良心は疼かず、世界は変わらない。黙っとれということですね。
それ、ニヒリズムじゃないですか!

自身が主催する道場の誘致に関しては「頑張っている者の足を引っ張るな」と言いつつ、温暖化対策について切実なスピーチをするためにヨットで大西洋を渡るほどの少女の意志を嘲弄するのがイボスタイル、見事なご都合主義ですねえ。

ツッコミ始めたらきりがないのですが、あと1つ。

セクシーセクシーと連呼してますが、スベってますねえw
ギャグのつもりなんでしょうが、1つも笑えませんねえ。こんなので笑ってくれるのはモンカセーとキャバ嬢くらいではないですか?

ダジャレとうんこネタとキーワード連呼で笑いが取れたのは90年代始めまでですよ。

イボはしばしば漫画が売れない、出版不況だと言いますが、イボのギャグ漫画が売れないのは出版不況のせいではありません。

漫画単行本の出版部数のピークは96年ですが、おぼっちゃまくんは94年に連載を打ち切られています。

イボりんは漫画ブームの最中に自身最大のヒット作を打ち切られ、ブームから脱落したんですよ。
イボりんのギャグ漫画家としての賞味期限はボンボン坂高校演劇部と同じ時期に終わり、稲中卓球部にすら追いついていないんです。

80年代から90年代始めというのは漫画もバブル期で、今読み返したら死ぬほどつまらない漫画でもアニメ化され、ファミコンソフト化もされた時代です。

タッチやうる星やつらのように今でも文庫が増刷され、世代を超えて読み継がれている作品もありますが、一方で21世紀に入ったら昔の読者でも一部のコアな(これは面白いんだ、笑うべきなんだと自分に言い聞かせているような)ファン以外は読み返そうとも思わないような作品も溢れていたんですよね。

その時期に「だけ」売れたのがおぼっちゃまくんです。つまり、そういうことです。

あだち充高橋留美子池上遼一本宮ひろ志は今でも新しい作品を描いて新しい読者も得ています。しかし一方で、一発ネタの作品しか描けなかったのむらしんぼや小林某のように、昔売れたことがある作家をリサイクルしてオッさんに懐かしさで読ませるような雑誌でしか漫画を描けない作家もいます。

なぜイボ漫画が売れないのか、簡単に分かりますよ。

ブログに「人権フェミニズム運動と同じにならないように」「楽しく、かっこよく、セクシーに」と書いていることからわかるように、イボの頭の中のフェミニストの女性のイメージは、「モテない、男に相手にされない、色気がないことをコンプレックスにしている、男受けする女を批判するのは嫉妬からだ、ルサンチマンだ」というものです。

これ、Twitterで女性にクソリプを飛ばすネトウヨや、二階や麻生のような自民党後期高齢者議員たちが抱いているステレオタイプそのものです。

要するに、イボりんの感性はカビが生えるほど古臭くて陳腐なのですよ。90年代後半以降の読者のニーズと感性に全くついていけていないんです。

イボ漫画が売れないのは出版不況のせいではありません。作家としての実力の問題です。

そんな漫画家が「昔わしの漫画は売れたのに今は売れない。出版不況のせいだ」などと言っているのを見ると、『ブルージャスミン』という映画を思い出しますねえw

2019/09/2514:38

http://washiblotomo.blog.fc2.com/blog-entry-518.html?sp&m2=res

※解説

イボナメクジの過去の作品について、そのすべてがつまらなかったとは私は思わない。

しかしイボの過去作のようなクオリティでマンガを描いたところで、そんな程度のものが今現在通用しないことは誰もが同意するところだろう。

ましてや、以前と比べて激烈にマンガがヘタになっている今の力量では過去作を超えるシロモノさえ生み出すことが不可能なのは自明。

ここで言うヘタとは画力だけのことではないのはライトな漫画読みでも納得していただけるだろう。

ともあれ、ナナメウォッチャーさんのイボマンガ考察はなかなか興味深く、イボナメクジ愚行録で私もイボマンガ考察をしてみたくなった。